量子ビームを活用した先端分析技術
3GeV高輝度放射光施設「NanoTerasu(ナノテラス)」や研究用原子炉「JRR-3」等の量子ビーム施設と連携した先端解析手法を用いて、試料の微細構造や電子状態、結晶構造等の解明に取り組んでいます。
例えば、NanoTerasuのコアリションビームラインBL10Uを用いたコヒーレントX線イメージング技術により、グリース中に含まれる増ちょう剤の分散状態を可視化しました。
また、JRR-3の熱中性子ラジオグラフィ装置を利用して、ベアリング内のグリース分布やベアリング回転中における、グリースの流動状態のその場観察に成功し、学会発表や論文投稿等を行っています。
これらの分析結果から得られた知見は、研究開発サイクルを加速させ、製品の性能向上や不具合の解決に繋がることが期待されます。今後も高度な分析・解析技術の獲得を進め、事業・研究課題の解決に貢献していきます。