RESEARCH & DEVELOPMENT カーボンニュートラル

DAC(Direct Air Capture)

DAC(Direct Air Capture)

DACとは、大気中に含まれる低濃度のCO2(約400ppm)を回収する技術です。回収したCO2は地中に埋めたり(CCS)、合成燃料や化学品として再利用する(CCU)ことにより、カーボンニュートラル化に貢献できます。

回収したCO2を合成燃料などとして活用するためには、回収CO2が高純度で、回収コストが安価であり、かつ吸着剤が経年で大きく劣化しないことが求められます。
当社では、世界的フロントランナーであるClimeworks社のDAC装置をアジア太平洋地域で初めて導入し、2023年12月に実証試験を開始しました。どのような環境で、どういったパフォーマンスが出るのかを把握し、将来的な大規模利用への適用可能性を評価していきます。

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