ラボオートメーション
研究開発品の多種多様かつ大量の試験分析依頼に高速・正確に対応するため、LIMS※1、ロボットのデジタル技術（DX）を活用し、ラボオートメーションを進めています。
※1 LIMS：Laboratory Information Management System（ラボ情報管理システム）
データの一元管理
別々のファイルやシステムに分散管理されていた研究に関する情報を一元管理するべく、LIMSを導入してデータ検索・連携の容易化、オンライン化を実現しています。また、LIMSと連動した試験依頼・報告システムを構築し、試験依頼・報告の迅速化や分析機器からの自動転送による効率化を図り、研究開発サイクルを加速しています。
ロボットを活用した試験自動化
類似した試料に対しロボットを用いて一つの試験を自動で行うパッケージは既に存在しますが、当社研究開発では軽油から潤滑油まで幅広い粘度の試料を取り扱うため、粘度が大きく異なっても小分け・精秤できるシステムを開発※2し、多関節ロボットとLIMSを組み合わせることで、密度、動粘度、滴定、元素分析の複数試験を一連の流れで自動測定できるラボオートメーションを実現しました。
※2 メーカーと共同で開発
