効率的なデータ処理技術と高度なデータ解析技術
近年、AIやシミュレーションといった計算科学分野の急速な進化により、多様な分野での活用が進んでいます。材料に関する研究開発においても、大量のデータを活用したデータ駆動型研究が注目を集めています。
データ駆動型研究では、取得した分析データを効率的に処理し、解析することが極めて重要です。当社は、Preferred Networks社と共同開発した独自AI技術を活用した汎用原子レベルシミュレータ「MatlantisTM」と第一原理計算を組み合わせたデータ解析に加え、IRをはじめとする各種分析データの自動処理による解析効率化にも取り組んでいます。
具体的な取り組みとして、触媒の実際の反応環境下での構造変化をシミュレーションで予測し、その構造から得られる分析データを計算で確認しています。
また、中性子CTにより取得したベアリング内のグリースの三次元分布データを、AIを用いて自動的に解析する検討も行っています。
今後も、分析技術と計算科学を融合した新しいアプローチを推進し、研究開発のサイクルを加速させ、事業・研究課題の解決に貢献してまいります。