LABORATORY ENEOSの研究開発ビジョン

ENEOS
だからこそ担える、
担わなくてはならない
使命がある。

執行理事 中央技術研究所長
佐藤 康司
CHAPTER 01

深刻な地球沸騰化、
ENEOSに何ができるか

「もはや地球は沸騰している。」国連は地球温暖化の深刻さをそう表現しました。
温暖化ガスの排出と吸収を均衡させるカーボンニュートラルは、人類にとって必須かつ喫緊の課題。国内エネルギーの2割を供給するENEOSは、カーボンニュートラル社会の実現にチャレンジしています。
エネルギー・素材の安定供給という「今日のあたり前」を支えつつ、「水素」「合成燃料」「バイオ燃料」といった次世代エネルギーを「明日のあたり前」にしたい。
ENEOSは研究開発でエネルギートランジション実現を推進しています。

CHAPTER 02

破天荒な着想×着実な社会実装=新たなビジネス

「ワケの分からない怪しげな研究をしなさい。」私は全所員にそう指示しています。
研究開発は一つのエコシステム(生態系)。刈り取るだけでなく、「種をまく」「苗を育てる」ところが大切です。
斬新な着想から出てきた「種」や「苗」は、今度は大事に丁寧に社会実装につなげていく。
中央技術研究所はENEOSから新しいビジネスを創出すべく、技術の視点から新事業を開拓しています。

CHAPTER 03

積み重ねてきたアセットとマインドを武器に

新しい取組みを始めるのに、一からインフラをつくっていたのでは大変です。
ENEOSは石油精製・販売を通じて培ってきたアセットを持っています。たとえば水素インフラをつくるとき。既存の生産設備や供給網を転用することで、スムーズかつ低コストで社会実装に繋げることができます。
もう一つ、長年社会基盤を支え続けてきたENEOSの社員は、「顧客を最優先に考える」マインドを持っています。
「お客様、社会のために新たな価値を提供する」という姿勢で、カーボンニュートラルにも取組んでいるのです。

CHAPTER 04

研究者としての“ワクワク”が満ちる場所

未来の地球環境を良くすることに責任や使命を持っているけれど、いち研究者としては毎日ワクワクしたい。
ENEOSの研究開発部門には、私から見てもおもしろいテーマが満載。それとスゴイ人、ヘンな人もたくさんいます。
多様な研究者の英知が交わるフィールドと、ENEOSの規模だからできる実現性。
ENEOS中央技術研究所では、新たな道を切り拓くことに意欲的な人たちをお待ちしています。